7時間プレイ!壮大な歴史ボードゲーム「HISTORY OF THE WORLD」をやってみた

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2014年02月末、BloomStyleで一緒に活動している春さん@hal_99 に誘われてゲーム大会へ足を運びました。今回したゲームは「HISTORY OF THE WORLD」(ヒステリー オブ ザ ワールド)。今回、6人でプレイしました。

以前のブログのリライトです。

「HISTORY OF THE WORLD」(ヒステリー オブ ザ ワールド)とは

「HISTORY OF THE WORLD」はエジプトやメソポタミアなどの文明の曙となる時代から産業革命を経て7つの海を制したイギリスまでのおよそ約4000年の人類の歴史を題材にした壮大なスケールのボードゲームです。

第1~第7エポックまでの7ターンに別れており、プレイヤーは各エポック毎に一つの国を担当します。選択した国家には軍事力が割り振り合っており、指定されている国から領土を広げていきます。

都市、街、モニュメント、近海の船のベーシックに入る点数と地域ごとに点数を数えられます。
地域の点数はエポックごとに点数が変動し、モニュメントを立てるためにはある国にある資源が必要だったり、プレイする国の条件で海に出ること必要だったりと戦略が生まれてきます。すべての軍事力を使ったあと、ポイント精算です。

上の写真は第1エポックが終了したところ。
当たり前の如く、他のプレイヤーの領土を侵略することになります。第1エポックですでにどんぱちありました。

侵略の成功はサイコロで采配されます。
基本的に攻撃側がサイコロ2つ、防御側はサイコロ1つで振り、1番大きい出目を比較して大きいほうが勝ちます。(出目が同じ場合は、リトライ)
なので、ほとんど攻撃側が勝つことができます。ほとんど、というところがポイントです。

さらに、自分のターンが始まる前、もしくはプレイ途中でイベントカードを使用することができます。下の写真は春さんお手製の翻訳されたイベントカードです。

蛮族に砂漠近くの国を襲撃させたり、攻撃時のサイコロを増やしたり、出目が同じでも勝てるなどの効果があるカードがあり、自分の侵略計画がうまく運ぶことも。
自分の手番終了後にすぐポイント精算なので、そのとき最大の点数になるようにうまく攻略することがカギですね。

各エポック毎に登場する国家には、当然弱小国もあれば、強大な帝国も存在します。
下の写真は紫の軍がローマ帝国を取得して侵略完了したときの世界地図。この世界では中東、インドを通り越して、中国まで侵略していきました。

次エポックで取得する国はポイントが低い人からとなり、自分の引いた国のカードがしょぼい国であれば、押し付けることもできます。ポイントが優勢であれば、次のエポックではあまり良い国を選択できない場合が多くなり、ゲームバランスが秀逸です。

「HISTORY OF THE WORLD」をプレイしてみて

プレイ時間は7時間!

プレイ開始がだいたい14時からで、終わったのが21時前までだから、7時間……!ボードゲームでこれだけ長いのは初めてでした。

第1エポックから4000年を経て最後まで生き残ることができたシュメールとタイガー。赤は私の軍です。

ダイスの女神様は笑いの神様でした

私がTRPGをしているとき「サイコロの出目が笑いに走るようなことがよくある」というか毎回あるのですが、今回も笑いの神様が降りていて。サイコロ2個振っているのに4回連続1と1だった……。

プレイヤーに1が出るたびに「お約束だねぇ~。」と突っ込まれることがお約束になるくらい。大事な場面でとにかく1が多かったです。
サイコロ1つでも勝つこともあり、5回連続防衛成功する場面もあって、軍がたくさんあっても思うように領土を増やすことができなくなるような場面も。

歴史が詳しくなくても世界の移り変わりがわかるおもしろさ

世界史はあまり詳しくないほうなのですが、中東やヨーロッパは軍の入れ替わりが激しくて大昔から戦争が多い地域なんだとか、世界の移り変わりを目で追えるので楽しい。

ただ、1つのエポックで登場する国が7つ。でもプレイヤーは6人なので、登場しない国もありました。今回はモンゴルが登場しなかったかな。

サイコロの振りまくり、すぐにポイント精算してせめぎ合えるゲームバランスで恨みっこはないし。負けてもやりがいがあって、とても達成感のあるゲームで満足でした!

1991年に発売されてすごく古いゲームだけど、おもしろかった!
今は新装版があるとのこと。(下のリンクが新版にあたります。)こちらはプレイ時間は短いらしいです。

まとめ

「HISTORY OF THE WORLD」本当おもしろかったです!ご一緒したみなさま、ありがとうございました!楽しい時間が過ごせて楽しかったです。またやってみたい。またお誘いいただけるとうれしいです。