[HTC Vive]神保町「みらい研究所」で初めてのVR「Tilt Brush」で電子の歌姫描いてきた

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近年とても注目されているVR(バーチャル・リアリティ)。これが気軽に体験できると聞いて神保町にある「みらい研究所」さんへ足を運びました。

Co Learning Space「みらい研究所」とは

「みらい研究所」とは、2016年10月10日に神保町にオープンしたコラーニングスペースです。白を基調とした壁にあたたかさを感じる木の家具たち。新しくも落ち着く雰囲気になっています。
入ってすぐにとても落ち着いたのがとても印象的でした。

レッツトライ!VR(バーチャル・リアリティ)

さっそく、VR体験してきました。VR体験場所があり、そこで「HTC Vive」を付けてプレイしました。

「HTC Vive」とは

HTCとValveの協力によってつくられたVR用のヘッドセットです。

VIVE 日本 | 想像を超えたバーチャルリアリティの体験
VIVEXREliteと新しいフルボディ・トラッカーのお得なキャンペーンでPCVRを使いこなそう。

ルームスケールのトラッキングとモーションコントローラー付いており、人がどのように動いたかなど、空間をちゃんとトラッキングすることができます。

オープンプラットフォームの「SteamVR OS」を使ったソフトをPCにインストールしてプレイすることになります。現状とてもハイスペックなグラフィック処理が必要であり、大きなPCが置かれていました。

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ヘッドセットに、2つのコントローラーを使用します。
ヘッドセットにはイヤホンがあり、VRソフトのBGMやSEを聞くことができます。

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プレイするときは真ん中が穴が空いたアイマスクを付けてヘッドセットを被り、プレイしました。

今回プレイしたソフトは2つ!各々感想を書いていきますね。

「The Blu」

「The Blu」は、海の中を潜って体験することができるVRソフト。

theBlu on Steam
Experiencethewonderandmajestyoftheoceanthroughaseriesofhabitatsandcomefacetofacewithsomeofthemostaweinspiringspeciesontheplanet.

以下の3つの海を選び、体験することができます。(あ、しまった……スクリーンショット取るの忘れた。すみません。)

  • 浅いサンゴ礁を体験できる「Reaf Migration」
  • 巨大なクジラとの出会いを体験できる「Whale Encounter」
  • 真っ暗な深海の探索を体感する「Luminous Abyss」

どれも海の中を泳ぐことはできず、その場で見る感じなのですが、そばにある魚やイソギンチャクやらをコントローラーを近づけると反応します。

特に1つ目の「Reaf Migration」はダイバー経験した事ないけど、こんなふうにキレイに見えるんだろうなぁって。クラゲの大群が出てきて、幻想的で惚れ惚れしました。

2つ目の巨大なクジラ「Whale Encounter」で本当にクジラの大きさには圧巻!目と目があった瞬間本当にドキッとしました。

3つ目の「Luminous Abyss」はあまりにも暗すぎて恐くなって途中で切っちゃうほど海の中を体験できました。(おそらく、時間が経てば変化あったのだろうけど。)

「Tilt Brush」

「Tilt Brush」はGoogleが提供している、直感で3Dが描ける認識してくれるペイントソフトです。

Google

今回のVR体験で、ど本命のソフト。紹介PVを見ただけでワクワクが止まらなかったのですが、プレイしてさらにとても感動してしまいました!

はじめての3Dのおえかきは「初音ミクの消失」でした

とりあえず、特に説明もなしにお絵かきすることにしました。こういうのは習うより慣れろですよね。

私がペイントするなら「初音ミク」さんだよね!

ツールはデジタルグラフィックソフト使ったことあれば、全く違和感なく作業することできました。

普通イラストとは違って奥行きがあることが感動!もくもくとやっていきます。

1時間過ぎほど作業したとき、悲劇が起きた……。

突然、ソフトが終了してしまった!

描いていたもの全部消えてしまった……。
次に立ち上げたときには「初音ミクの消失」してました!

まさか、まさかの、全ロスト。
もちろんデータ保存はできるのですが、夢中ですっかり忘れててやってなかったんですよね。

フリーズとか途中で落ちるとか、グラフィックソフトあるあるなんですが、なんで聞いてなかったんや……!

再チャレンジ!約1時間半で「初音ミク」完成!

気を取り直して、再チャレンジ。

さっきまでやった分、2回目ならもっと動きを付けたものにしてやる!と1時間半。

完成しました!「初音ミク」さんです。

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こちらは真正面から。

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プレイ中にこんなふうにスクリーンショットを取ることができるんですね。

ミクさん、身長は私と同じくらいなので、背が低めです。拡大縮小、回転することもできるのですが、ツール動かすより、カラダを動かす方が多かったです。

3Dのモデリングしたことはないです。でも、オーナーの後藤さん含め「みらい研究所」にいた人たちが「初音ミク」と認識できて「すごい!感動した……!」と言って頂きました。ありがとうございます!

キラキラとかペンをなぞるだけで、奥行きがあった動きのあるペンとか、躍動感とか、そのまま現れてイラストではできない表現ができて。

スクリーンショットだとわからないですが、周りのキラキラとか動いているんですよ。これがもうすごくキレイで。コンセプトアートとか楽しいんだろうな。

時間忘れて描いてた!描いていて本当に楽しかった!

この「初音ミク」は、ばっちしデータ保存してきたので、ぜひ見たい方は「みらい研究所」で!

VR体験を終えて

以上の2つのソフトでVR初体験でした。体験した感想、まとめてみました。

「HTC Vive」はメガネでのプレイできました

普段はメガネな私、メガネしてもプレイすることができました。

ヘッドセットがゴムなのと、マジックテープになっているので、うまく調節したらブレずに最後までイラスト描いていました。

上下位運動が多かったり、移動が多いなど激しい動きをするときは、ヘッドセットがぶれそうなので、コンタクトのほうがいいと思います。

VRは想像をはるかに超えた「創造」を刺激するガジェットだった

VRは想像をはるかに超えた体験でした。シュミレーションなのにリアルだったんです。ちゃんと「そこにいる」って認識できてたんです。

「The Blu」は海の中にいるってすごく分かるんです。プールで漂っているときにすごくリラックスするあの感覚があったんです。

どちらのソフトも自分より上を通ると影ができて、上下関係があると分かるんです。ずっと付けててプレイしていて、ヘッドセットを外したら、ぐいっと現実に戻された喪失感。

ほんと、周りに何があったか忘れるくらい。
周りのモノがなくなって、没頭できる場所がVRにはありました。

集中できて、でもリアルと同じように奥行きを表現することができて、アイディアをそのまま3次元で残せるって……。本当に夢のようだ。でも、VRにはできるんだ。

「HTC Vive」は最新のハイスペックPCが必要ですが、だんだん月日が経つときっと小型化されて、自分の家でも……。もう、ワクワクが止まらないです。

VRは想像をはるかに超えた「創造」を刺激するガジェットでした。

時間忘れてプレイしたら、全身筋肉痛なりました

「Tilt Brush」に夢中で約3時間ほどプレイしたら、案の定筋肉痛になりました。

運動不足がたたってますね。この記事書いていて太ももが本当にダルいです。あと、強くコントーローラーにぎってたのか、手も。

これから背中とか腕とかにクルと思います。でも、すごく楽しかったからブログ投稿するまで手が止められません!笑

長時間プレイするつもりなら、タイマーとか使って適度に時間区切って休憩を取ったほうがいいですね。

まとめ

VRは想像をはるかに超えた「創造」を刺激するガジェットでした。「みらい研究所」さん、そして、オーナーの後藤さんありがとうございました!

みなさんもぜひ一度、「みらい研究所」さんでVRを体験してみてほしい!そして、明るいVRの「みらい」を感じれることを願っています。

Co Learning Space「みらい研究所」

2016年10月10日に神保町にオープンしたコラーニングスペースです。
白を基調とした壁にあたたかさを感じる木の家具たち。新しくも落ち着く雰囲気になっています。

電源完備で席も多いので、次行くときはiPad Pro持っていってイラスト描いていたいです。

神保町みらいけん(Co Learning Space「みらい研究所」)
「学びを身近に感じる場所」をコンセプトに2016年10月神保町にOPEN。優しい手作り木製家具に囲まれたカフェの様な雰囲気にたくさんの書籍が並び、知的発見が溢れる場所

「みらい研究所」に本の寄贈させていただきました

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入って左側にさまざまなジャンルの本がある本棚。圧巻ですね。

実は、私のダンナと私が持っていた本を「みらい研究所」に寄贈させていただきました。

我が家に眠っているよりも少しでもたくさんの人に手を取ってもらえたらいいなと思ってお渡しいたしました。

「みらい研究所」オーナーの後藤正樹さんがおっしゃるには、3分の1は私たち夫婦が寄贈した本とのことです。
(お渡ししたときはダンボール箱9箱だったかな。)