2016年09月07日に神保町「あそびCafe」にて「幽霊島の殺人」をプレイしました。とてもおもしろかったのでイベントレポートです!
「幽霊島の殺人」
「幽霊島の殺人」とは、対面人狼をメインに生息している人狼プレイヤー集団「楽々亭」がゲームマーケット2016春の新作の正体隠匿系推理ゲームです。ゲームマーケット2016春の新作評価で3位を取るなど、かなり好評価でした。
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お知らせ2016年06月21日(火) 19:48 東京ビックサイトにて2016年5月5日に行われ、 約11,000名が参加した ゲームマーケット2016春 。 ボードゲームの新作発表数は約250タイトルにのぼりました。 その中でどの作品が面白かったか、新作評価アンケートを約1ヶ月間半にわたって実施し506票の回答がありました。 ゲームの評価を “とても面白い=5” ~ “全く面白くない=1” として5段階で数値化し、 平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。 今回、 総タイトル数(約250)の 1割にあたる 投票数 上位25作品 を掲載しました。 【ゲームマーケット2016春 新作評価】 ■評価平均順 また、得票数が及ばなかったものの、平均評価が高かったタイトルは と続きます。 次は得票数のランキングです。 今回から得票総数の10%を超える条件ではなく、タイトル総数の10%とした理由は、 タイトル総数が増え続ける一方で、 1人のゲーマーが遊べるタイトル数は同じか、 もしくはライトゲーマーが増え、1票あたりの投票タイトル数は減る傾向が想定されるからです。 そうなると、票がバラけて得票数の10%を獲得するというのが 今後、どんどん難しくなっていくと予想されます。 そのため、タイトル総数の10%を発表の対象と今回変更させていただきました。 ■ランキング除外作品 ・魔法都市の人狼 (リアルゲーム団体PUZZLIAR & 赤点計画) ・インディアン人狼うちわ (リアルゲーム団体PUZZLIAR & 赤点計画) 「アンケートの趣旨とそぐわない形での投票への誘導が見られた」 という理由により、ランキングから除外いたしました。 具体的には ・プレイをしていない人間に対しても投票を促している ・5を付けることを促している という部分が問題とされました。 また主催であるアークライトの作品についてもランキングから除外いたしました。 ■個別結果の問い合わせ ゲームデザイナーとして自分の作品がどういう評価だったのか知りたい、次回への意欲にしたいとの熱い意見を受けまして、個別に結果を送らせていただくことにしました。 問い合わせ方法はこちらの「 お問い合わせフォーム 」へのリンクから、 お名前 : 「出展者名」 内容 : 「2016春の出展者 登録番号 (5桁の数字です。ブース番号ではないので注意)」 質問のカテゴリー : 「webに関して」 メールアドレス : 「結果の送付先」 をお送りください。 登録番号は出展者の本人確認のために送っていただきます。 出展者本人の作品の評価を個別にメールにて返信させていただきます。 ■アンケート集計
2つの一族が住む幽霊島に殺人事件が起こります。私たちは情報を集め、最初の殺人事件の犯人、使用された凶器(「銃」「ナイフ」「バール」「毒薬」)アリバイ(「昼」「夕方」「夜」)を推理します。最低人数は8人から。グループのなかに1人犯人、1人共犯者がいてそれを見つけます。
イベント当日の流れ
自己紹介
時間通り参加者が集まり、イベントがスタート。今回は16人でプレイしました。
GM(ゲームマスター)の進行のもと、まずは自己紹介。
幽霊島を統治する2つの名探偵一族の「犬神家」「雷牙家」キャラクターカードが配られ、そのキャラクターとプレイヤーの自己紹介しました。意外と人狼経験者が多く、自己紹介時に好きな役職を話したり、最近殺意を持った(イラっとしたこと)を話したりしました。
ルール説明・ゲームの準備
各人にルールのサマリ、プレイにメモをするプリント、情報カードを見ながら、GMがルール説明をしていきます。
ルールの詳細はこの動画をぜひご覧ください。プレイするときは動画も見ておくと良いですね。実際、事前に見ておいてルール把握しやすかったです。
YouTube
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今回のイベントでは人数が多いので、犯人側の役職「ストーカー」が追加してプレイしました。
ストーカーは以下のような能力持っています。
・「ストーカー」は犯人が誰か知っています。「犯人」は「ストーカー」が誰かわかりません。
・「聞き込み」フェーズは「探偵」と能力が同じ。「捜査」フェーズも行うことができる。
・「告発」フェーズで「妨害」をすることができる。
殺人事件が発生!ゲームスタート!
全員の前情報が渡され、GMが無惨な死体となって発見されて、ゲームスタート!
私は「探偵」で、手持ちのカードはアリバイカード3つでした。
なので、1日目から聞き込みしたり、カードを交換したりしたりして、情報を集めていきました。テーブルから立ち上がっていろんな人とお話しました。1日目から多くの人とアリバイカードを交換していたので人よりは集めていたように思います。
1日1日終えると、「犯人」は殺人を重ね、「探偵」が減っていきます。殺された探偵は「幽霊」となって探すことができ、2日目は幽霊と情報交換もしたり。
しかし、3日目になってくると、なぜか他の人が素っ気ない態度を取るように……。
情報を整理したら「犯人」と「アリバイ」「凶器」が一致していたんですね。プレイ中は3日目の最後に気づき、後の祭り。
他の人が3日目の告発フェーズで「犯人」を言い当て「刑事」を含む3人が勝ちとなりました。
参加者たちのノリがとても良くて演技も入った感じになってすごく盛り上がりました!あれ、とてもおもしろかった……!
「幽霊島の殺人」は新感覚推理ゲーム
今回の「幽霊島の殺人」をプレイしてみて、「犯人」候補になりました。
これが、かなり新感覚でした。
どの人数でプレイしても必ず数人は「犯人」と同じ「アリバイ」と「凶器」の人ができるようにGMが調整しています。さらに、脱出ゲームやミステリーナイトでは自分は完全に白なわけで、今挙げたようなゲームやイベントでは味わえない「幽霊島の殺人」は容疑者として役割を持つことがあるんです。
このイベントには友人と参加したのですが、その友人は私が「犯人」候補だったことで、情報交換の最中に他の参加者から割り込み入り、犯人かもしれないから関わらない方がいいと声かけられていたりもしていたのこと……。
正直、人からかなり疑われているのがビシビシと肌で感じ、さらには人が寄ってこなくなって相談しづらくなるのは、なんというかすごく寂しかったです。この容疑者となった状況が新感覚の推理ゲームでした。
1日目からできるかぎり多くの人に疑われない立ち回りが必要となってきています。もう一度ゲームするならば、もうちょっと自分の持っている情報をばらまくほうがいいのかなとも思ったりしています。
犯人側は人狼のように人数が多いわけでもないので、人狼と同じようにただ発言すればいいというわけでもないですね。
犯人候補は理詰めで3日目には何人かは「アリバイ」と「凶器」が確実にわかってくる展開がオーソドックスと思われます。「犯人」候補になりつつも、自分が生き延びないと勝利がない。かなり厳しい条件ですが、役割が当てられたらすごくスリリングでおもしろいでしょうね。
もし殺されてしまっても「幽霊」となって推理ゲームに参加し続けることができるのもいいですね。人狼だと、死んでしまうとゲームに影響を与えれる立場ではなくなってしまうので、どうしても手持ち無沙汰になりますし。
どの役割でも人狼とは違った駆け引きができ、異なるコミュニケーションをするということも「幽霊島の殺人」のイイところです。
あとは、集まった人により、かなりゲームの雰囲気が変わることでしょう。今回は比較的和やかでしたが、ガチ勢だけだともっと本格的に殺伐とした雰囲気になりそうです。
まとめ
「幽霊島の殺人」はさまざまな推理ゲームとは異なった感覚を味わせてくれるゲームでした。
参加された方々、GMの翔さん@shousandesuyo 、ありがとうございました!
当日参加申込みで参加させていただいた高橋さん@kazu19850101 にも感謝です!
事前情報の運要素はありますが、最終的に自分の立ち回りから推理することにできるので、人狼が好きな方にはおすすめできますね。
ただ、同人ゲームなので、かなり入手困難になっているとのことです。またプレイしてみたいなぁ。
神保町「あそびCafe」
とても綺麗なソファーとボードゲームの陳列棚が圧巻のゲームプレイカフェです。各々のテーブルが広いのでTRPGもとてもやりやすそうです。ごはんもおいしそうだった!近々、また遊びにいきたいです。
アソビCafe −東京・神保町のボードゲームカフェ−
平日 ] 営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00) 来店チャージ500円 以降1時間ごとに 1オーダー(ドリンク・フード)or チャージ500円 [ 土日祝日 ] 営業時間:12:00~22:00(L.O.21:30) 昼の部 12:00~17:00 ¥2,000(1ドリンク付) 夜の部 17:00~22:00 ¥2,000(1ドリンク付) 通し 12:00〜22:00 ¥3,000(1ドリンク付) 通し 12:00〜22:00 ¥4,000(3ドリンク付) いつでもOK!3時間コース ¥1,300+1オーダー いつでもOK!5時間コース ¥2,000+1オーダー