2016年05月29日、「クトゥルフ神話TRPG」のオフラインコンベンションを開催しました。初めてTRPGをプレイされる方もいらっしゃったので、キャラクター作成からコンベンションまでの一通りいたしました。今回も私はKPです。
参加された4人のみなさま、本当におつかれさまでした!私もとても楽しかったです。KP側の感想をつらつらと書いていきますね。
シナリオ「人形神社で会いましょう」
シナリオは今回もあたりめさん制作の「人形神社で会いましょう」から拝借いたしました。
ニコニコ動画にリプレイ動画もあります。
ストーリーについては詳しく触れませんが、この後、シナリオに対してさわりのネタバレを含む写真を掲載いたします。これから同シナリオをプレイ予定の方は、この後を読まない方が良いかもしれません。
使用したルルブ&ローカルルール
ルルブ
※探索者職業、武器に使用。
ローカルルール
- 戦闘以外でもクリティカル・ファンブルあり
- 回避は1回のみ可能
- 自分のターン前に回避しても、行動あり
所感
プレイ時間4.5時間、全員生還
集まった当日にキャラクター作成し、コンベンションをさせていただきました。PC1名が逮捕エンドで後味が苦めですが、グットエンディングを迎えることができました。プレイ時間4.5時間、全員生還です。
もうすこし時間があればもうすこし後味もよかったかも?前回、あたりめさんのシナリオを経験した方が3人もいたので、バットエンド回避をうまくできたようです。
今回の舞台は神社です。どこに閉じ込められるわけではなく、怪奇現象を目にしてもスルーすることができ、ノーマルエンド直行もありえます。
実際、初心者の人はこの怪奇現象に会わないような行動を取りました。何回も全員生還を潜り抜けている3人の経験PLがいたので、うまく関わるようなプレイングをしていただいて、KPとして非常に助かりました。ありがとうございます。もうりっぱなCoC探索者です。
今までの経験で初心者の方は、たいてい怪奇現象などを出くわした後はよほどの理由がない限り、逃げたくなることが多いです。これは、悪いってことじゃなくて、人間には、危険回避ができる本能があるんだよなぁってことですね。
もし、初心者PLだけでこのシナリオを使うなら、ひとりには「最近、身内や友人に自殺した人がいる」という設定かハンドアウトを盛り込むとやりやすいかもしれません。
やっぱりシナリオ通りには動かない
リプレイ動画ではPLは2人ですが、今回の参加者は4人です。
探索者は社務所にあるモノを気づかれず取りに行くことがありますが、別行動取ったり、ここでロールを失敗して情報が渡せなかったり、あるモノが見つけられなかったりしたり……。
この辺までは想定内だったのですが、まさか戦闘であのようなことになるとは想定外。想定外すぎて、長考したり、気絶ルールの判定がド忘れすることもありました。やはり、本当にリプレイ動画では想定できない動きが多いですね。
戦闘で落とせなかった情報も含めてNPCに代弁していただくなど、私のほうでのかなりアドリブが多かったです。そのアドリブ自体はとてもうまくなったかな。
あと、出てくる人形に「サンダース」という名前も付けていただき、すごくキャラ付けができておもしろかったです。
私がKPをする限り、違うシーンを入れてでもグッドエンディングになる情報は出すつもりです。
参加した人によって物語が変わるのがTRPGの醍醐味であるでしょう。シナリオの大崩壊は極力抑えつつ、たとえ崩壊したとしても、シナリオを超える物語を紡ぐことができれば、私としてもうれしい限りです。
まとめ
今回も想定外のことが起こりつつも、探索者の動きやロールプレイ、KPのアドリブなど成長がわかった回でした。初心者の方には時間の都合上、感想を詳しく聞くことができなかったのですが、楽しんでもらえたかな?
ぜひ、またやりましょう!