ついに液タブデビューしました。いろいろ試し描きして「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」にしました。
その経緯と追加で買ったモノをまとめました。
液タブで絵を描こう!
今までお絵描きはiPad Proで描いてきました。
出産後、おでかけは荷物が多く、ジュニアがベビーカーに乗らない子なので、iPad Proを持ち歩かなくなり、今はiPhone版Clip Studio Paint(以降、クリスタ)でアイディア出ししてクラウドで連携して、家でiPad Proを使って描いています。
つまり、外出先で絵を描くことが少なくなってきていて、おうちでしっかり作業することが増えてきたんですね。
家には作業できるPCがあるし、液タブで作業すればいいんじゃないかなと。
よし、液タブ買って、家でじっくり絵を描こう!
選ばれたのは「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)液晶ペンタブレット」でした
ダンナがジュニアを幼稚園に連れてってくれている貴重なじぶん時間にいろんな液晶タブレットを触りました。
今どきの液タブってすごいですね。どれも感度が良くなっててびっくりした。
選んだのは「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)液晶ペンタブレット」でした。
https://www.storexppen.jp/buy/artist_pro_16_gen2.html
製品名 Artist Pro 16(Gen 2)液晶ペンタブレット 製品モデル MD160QH 色 ブラック・グレー スタイラスペン X3 Proスマートチップスタイラス ON荷重 3 g 筆圧レベル 16384 傾き検知機能 60° 画面解像度 2560 x 1600 サイズ 405.11 x 291.37 x 20.23 mm 作業エリア 344.68 x 215.42 mm フルラミネーション あり 視野角 178° コントラスト比 1200:1 輝度(標準) 250 cd/m2 解像度 5080 LPI 色域カバー率(標準) 99% sRGB、97% Adobe RGB、99% DCI-P3 色域面積比(標準) 159% sRGB、118% Adobe RGB、117% DCI-P3 読取高さ 10 mm 応答速度 20 ms レポートレート 200RPS(最大) 精度 ±0.4mm(中央)、±0.8mm(エッジ部) 搭載ポート 1 x フル機能USB-C
1 x 3-in-1 USB-C電源入力 AC 110-240V 電源出力 DC 5V ⎓ 3A 互換性 Windows 7以降、macOS 10.10以降、Android(USB3.1 DP1.2)、Chrome OS 88以降、Linux Artist Pro 16(Gen 2)液晶ペンタブレット詳細
せっかく買うなら、今持ってる13インチiPad Proより大きい液タブで、描きやすいモノを探して選びました。
「Wacom Cintiq 16」も気になったけど、「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」を実際触ってみて、とても見やすいのと描きやすかったので、こっちの方がいいってなりました。
家のPCで接続するにあたってしたことまとめた
液タブを決めたので、やったことまとめました。
接続方法を確認する
ワタシが使っているPCは「G-Tune LITTLEGEAR i310GA5」です。
DisplayPortが空いているので、そこに繋ごうとおもったのですが、「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」はHDMIもしくはUSB-Cで接続です。
なので、変換コードが必要になることがわかりました。
事前に確認しててよかった…!
CLIP STUDIO PAINT EXのアップデート
PCで使用するCLIP STUDIO PAINT EX(以降、PCクリスタ)を長らく使っていなかったので、アップデートしました。
iPad Proのに合わせるために、ver1.0からver3.0の最新版にアップデートしました。
HDMI→DisplayPort変換コードを買う
変換コードはこちらを買いました。
液タブ用で買った人のレビューがあったのでこれにしました。
「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」をPCに接続する
「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」が届きました!
購入は公式サイトを使いました。購入したときは、公式サイトの方がお買い得てした。(ブラックフライデーが今年最安値だと書いてました。)
そして、開封…!
エンジニアだったせいか、こういう新しいガジェットは開けるとき、ドキドキしますね。
接続できるかな…。うまく動くかな…。
できたー!
そして、描けるー!よかったー!
トレース台「トレビュアー」の上に設置してみましたが、ちょうど同じくらいサイズになっています。(持っている方は大きさの参考にしてみてください。)
PCクリスタの調整
久々にPCクリスタを触るので、ブラシやレイヤーのセットをiPad版から連携しました。
連携は素材登録してクリスタのクラウドで連携しました。
移行作業はとてもラクですね。
PCクリスタショートカットを覚える
今までiPad Proだけでやるようにしていたので、できる限りパネルで済ますようにしていました。
タッチで反応しない液タブに替えたので、ショートカットを覚え直す必要が出てきました。
「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」はショートカットデバイス「Shortcut Remote」が付いていて設定することができます。
イラストを描きながら、よく使うものを設定していきました。
PCクリスタのワークスペース変更する
液タブ買って広くなったクリスタのワークスペース。
タッチ機能もないので、ペンで触るなどの配置を考えつつ、作業しながら、ワークスペースを変更しました。
画面配信もすることを考えて、右下のほうはなんの作業やっているかの配置しています。
PCクリスタ+液タブにしてみて感じたこと
デジタル絵の制作環境を変えてみて思ったことをつらつらと。
液タブ「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」は超快適
やっぱり、良い液晶タブレットって描きやすい。
画面が大きくなって俯瞰して描けるし、クリスタのツール自体は慣れているので、全然、違和感ないです。
iPad Pro買ったころ(初代は2015年、今使っている第3世代は2018年)に比べると、試し描きしたとき、どの液タブも反応がとても良くなっていました。
今持っているiPad Proとは違和感ない。
むしろ、反応良すぎてガタガタになるくらいです。
線がガタガタになるのは、クリスタのペンの筆圧調整や手ぶれ補正を使えば直ります。
それでも、調整したのは線画に使うブラシの手ぶれ補正を+5しただけです。他のブラシは調整なくても使うことができました。
クリスタは使い込めば自分好みになっていくソフトなので、また設定少しいじって作業することになるとおもいます。
液タブって、冷たい…
この液タブを買ったのが11月下旬で手を出してたら寒い季節になってきたころなんですが、
「描いてたら、なんか寒い…」
ってなっちゃって。
iPad Proだと感じなかったので、いつのまにか、iPad Proで暖を取っちゃってたことがわかりました…!
いくつかイラストを制作しましたが、「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」から熱を感じることがなかったので、かなり性能がいいんだなぁ、と文字通り肌で感じることができました。
PC買い替えよう…
そして、今回の買い物で分かったこと。
PCを確認して、CPUが古くWin11をインストールできないことがわかりました。(PC 正常性チェック アプリを使用してCPUがNGになった。)
ひぃ…。
時の流れを感じてしまった…。
8年前だもんな…。か、買い替え、したい…。(でも、お金…。)(いい機会かもしれない…。)
あと、液タブで絵を描くことは問題ないのですが、並行してブラウザ使うと遅くなってしまうようです。そうなると、メモリをもうちょっと積んだほうがいいのかもなぁ。
ということで、次買うPCのマシンスペックを考えています。
それまでは、この古いPCはもう少しがんばってもらいます。
まとめ
液晶タブレット「XP- PEN Artist Pro 16(Gen 2)」買って快適にイラストをを描くことはできるようになりました!
しかしながら、古いPCにつなぐと宝の持ち腐れになってしまうようです。
アナログもデジタルも行うワタシは作業環境の整理も必要そうです。しばらく大きな買い物が続きそうです。