アプリ「pixiv Sketch」は先日のアップデートでiPad Proだけでお絵描き配信ができるようになりました!
私もさっそくやってみましたよ。
配信方法とPCからの配信との違いをまとめてみました。
キャプチャボードを使わず、 iPadだけでイラストライブ配信する
今回は アプリ「pixiv Sketch」 を使って iPad Proだけでお絵描き配信を試してみました。
「pixiv Sketch」×「CLIP STUDIO PAINT for iPad」でライブ配信やってみよう!
では、さっそくライブ配信してみましょう!
マイクを用意する
もし、音声ありの配信をする場合、マイクが必要になります。音質にこだわりがなければ、特別なマイクは必要ありません。
今回はBluetooth接続のマイク付きイヤホンで配信しました。
(音声は問題なく入っていたようです。)
pixivアカウントを作成する
「pixiv Sketch」のライブ配信を利用するために、「pixiv」のアカウントが必要です。
持っていない場合は「pixiv」アカウントを作成しましょう。
お絵描きアプリをインストールし、配信したいファイルを用意する
「pixiv Sketch」自身でもお絵描き配信することが可能ですが、普段使っているお絵描きアプリで配信することが可能です。
私の場合、「CLIP STUDIO PAINT for iPad」を利用しました。
そして、配信したいお絵描きのファイルを開いておきます。
サムネイルを用意する
PC版では配信開始したら画面をキャプチャして、サムネイルを用意してくれる機能がありますが、iPadにはありません。
お絵描きアプリのスクリーンショットを取るなどして、サムネイルを用意しましょう。
iPad Pro(第3世代)のスクリーンショットは「電源ボタン」「音量+ボタン」の同時押しです。
iPad Proの通知を切る
iPadで「pixiv Sketch」で配信する場合、iPad全体の画面をキャプチャして配信します。バナー表示の通知が表示されてしまいます。
おやすみモードにするなどして、通知を切っておきましょう。
アプリ「pixiv Sketch」で「pixiv」アカウントにログインし、ライブ配信する
アプリ「pixiv Sketch」を起動し、「+」ボタンを押します。
モーダルビュー内、「ライブを配信する」を押します。
配信情報をいれる画面が出てくるので、情報を入れていきます。
- サムネイルを選択(設定方法は後述)
- 配信タイトル
- 放送説明文
- エール機能を有効にする
- 限定公開する (URLを知っている人のみ閲覧できるかどうか設定できます)
- 閲覧できる年齢を制限する(全年齢、R-15枠、R-18枠)
- 何を配信する?(画面配信、カメラ配信)
今回は「CLIP STUDIO PAINT for iPad」からの配信なので「画面配信」を選択します。
サムネイルは「サムネイルを選択」>「ライブラリから選択」
先ほど取った画像を選択することができます。(アプリ「写真」の中にある画像を選択できる)
以前配信した場合、タイトルや、説明文の文章は保持してくれるようです。(ここはPC版より便利ですね。)
配信スタートのボタンを押下すると、通知に関しての注意書きがポップアップで表示されます。
前工程で通知を切るをやっていますが、確認してくださいね。
音声ありかどうかを入力し「ブロードキャスト開始」する
ここまでで、配信の準備が整いました。
マイクをオン/オフを選択します。今回はオンで配信しました。
「ブロードキャスト開始」を押します。
配信が開始されました!
配信URLをSNSなどに投稿する
配信開始したことをSNSなどでお知らせする場合、画面下の「共有」ボタンを押します。
SNSを選択したり、コピーしてアプリを開いて投稿しましょう。
ただし、このときに画面が配信されているので、映したくないアカウントやアプリ等ある場合は注意が必要です。
Twitterなど、事前に投稿するためのアカウントを切り替えておくなどしておきましょう。
お絵描きアプリに変えて、描く
あとはいつも通りのお絵かきです。お絵描きアプリを表示させてお絵描きしていきましょう!
コメントは「pixiv Sketch」に表示され、読み上げ機能も
配信を見てくれている方のコメントはアプリ「pixiv Sketch」に表示されます。読み上げ機能はこのアプリを開いているときにコメントいただいた場合読み上げてくれるようです。
2020/05/19 追記
先日iPadだけで配信したときは、お絵描きソフトを開いている状態でもコメント読み上げをしてくれました!(記事書いたとき、たまたま不具合だったのかな?)
配信者と視聴者との、コミュニケーションが取れるとわかったので、とてもいいですね。
マルチタスクにすると配信が落ちたので、使用はできないと思われます。(たまたまかもしれないけど……)
プレビューで確認する
配信できているか、アプリ内で確認することが可能です。
アプリ「pixiv Sketch」の配信画面で「プレビュー」を押します。
数十秒前の配信映像をみることができます。
配信設定を編集する
配信しながらでも、事前に入れた情報を修正することができます。
右上の編集ボタンを押下し、修正しましょう。
配信を終了する
アラートで注意書きされていたように、上にマークが表示されているかぎり画面が配信されています。
配信を終了する場合は、上のボタンを押しましょう。
アラートが表示されます。「停止」を選択。
ライブ配信が終了しました。おつかれさまでした!
実際にiPadだけで配信やってみて
PC版で配信したこともある私。その違いも交えて感想をつらつらと。
配信したい!すぐにできる手軽さに感動
iPad Proだけで配信できちゃって本当に
2時間配信で100%から72%と、充電しながらでなくてもライブ配信はある程度できそうです。
メモリーを圧迫しているせいか、1時間半経ったあたりから、お絵描きアプリのブラシの切り替えや表示の挙動がおかしいことがありました。
もし、長時間配信するなら1回の配信は1時間半くらいにして、一度iPad再起動して、新しく配信するというのがベターかも。
配信中のコミュニケーション取るのは少し難あり
コメントはアプリ「pixiv Sketch」内でしか見ることができません。
配信中、PCから配信している状態が見ることもできませんでした。
(PC版pixiv Sketchの一覧に表示されているサムネをクリックすると配信開始する画面が出てきた)
なので、見ている人とコミュニケーションを取るにはお絵描きアプリから画面を切り替える必要があります。
アプリ行き来するにあたって、誤作動して他のアプリを起動しないかちょっとひやひやしました。
せめてPC版の画面では配信していてコメントが見れる状態にしてもらえるとうれしいなぁ……。
今後のアップデートでなにかイイ仕組みできてくれないかなぁ……と期待しています。
タイムラプス取得はできるが……?
PC版ではタイムラプスをgifアニメーションファイルで取得することができます。
iPadではこの機能を使うことはできません。gifアニメーションで取得したい場合はPC版から配信しましょう。
そのかわり、mpg4の動画が保存されていました。 ただし、長時間放送した時の動画が取れていなかったので、うまく取得できないこともある模様です。
PC版からの配信方法はこちらからご覧ください。
最後に、この記事を書くにあたり、先日のライブ配信に来ていただきありがとうございました!
機能を試すことができて、非常に助かりました。またよかったら遊びにきてくださいね。
ハートもたくさんいただいて本当にうれしかったです。
まとめ
おうちにいることも多くなり、お絵描きにトライしてみている方も増えているみたいですね。
本ブログでイラストTips記事が伸びているので、ここからでもひしひし感じています。(デジタルも、アナログも)
これを機にお絵描き配信してみたい方はレッツトライ!してみてくださいね。
しもしものpixiv Sketch
家の都合で不定期になりますが、今後もお絵描き配信をしていきたいと思っています。
もしよかったら、フォローしてくださいね。