2017年08月06日にて『鵺鏡』の『死して浮世の咎あらじ』をプレイいたしました。
前回の『デッドラインヒーローズRPG』に引き続き、今回も初めてのシステム!初めての平安時代の背景にしたシナリオプレイ!
このセッションで感じたことをまとめてみました。
『鵺鏡』とは
『鵺鏡』とは、人、妖怪、神々が共存する鵺の妖気暗雲に閉ざされた平安京を舞台とした平安時代をモチーフにしたテーブルトークRPGです。
PLは喪失に苦しみながらも生きるキャラクターたちとなり、妖美と怪異の物語をGMとPLが協力して紡いでいきます。
平安幻想夜話 鵺鏡 | Incog.Lab インコグ・ラボ
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シナリオ『死して浮世の咎あらじ』
GMぐるぐるさんにシナリオ『死して浮世の咎あらじ』をプレイしました。PL4人プレイです。
このシナリオ、イエローサブマリンやRole&Roll Stationで購入時の特典シナリオとのこと。
ハンドアウト(<道標>)とかはこちらにありましたので、ペタリ。
鵺鏡「死して浮世の咎あらじ」 – Privatter –
<演目之筋> 内裏の要職にあった貴族が、鬼にとり殺された。時を置かずして、また別の貴族が狙われた。 一人死に、二人死に、夜毎に死者は積み上がり、呪う鬼は増えて行く。鬼たちは遂に百を超える軍勢となった。 事態の解決を命じられた安倍晴明は配下の陰陽師を率いて悪鬼討伐へと向かう。 晴明ら陰陽寮は鬼達に致命的な損害を与えたものの、その代償は大きく、一人を残して全員が斃れることとなった。 …
私は道標甲としてプレイさせていただきました。
所感
シナリオのネタバレなところは省きつつ、プレイの感想をつらつらと。
プレイ時間はキャラ作成を含めて約9時間
最長記録かも、オフセ9時間プレイ。ほんとうにおつかれさまでした……!
キャラクター作成が思っていた以上に時間がかかった印象です。キャラ作成するにあたって技能の選択肢が多いですね。初プレイが2人もいたので、説明も多かったですし。GMのぐるぐるさん本当におつかれさまでした……!
1シナリオに4幕あって、ハンドアウトとともに練られた個性豊かな4人のキャラクタ―とNPCの関係性も大事でそこからロールプレイ紡いでいきます。
また20面ダイスがだいたい最低でも各々3~4個(6個程度あると安心。)必要です。20面ダイスで判定する他のシステムをやったことがないので、ちょっとびっくりしました……!
それに、ダイスはシナリオに直結するわけではなく、ダイス目の合計はシナリオのなかで共通して蓄積されていきます。セッション全体での目標となる成功値を目指すためのものなんですよね。
なので、結果がよくなるように持っていくのがよくて。うまく得点を稼ぐためにキャラクターの技能やステータスをうまくやりくりしていくのが、とてもおもしろいです。
ロールプレイ重視のシステム
キャラ作成するにあたって技能の選択肢が多いし、能力を発動するためにはロールプレイが条件になっていることが多いです。
しかも、ダイス目でシナリオがどう転ぶか、ほとんど影響しないです。今までプレイしたTRPGの中で、いちばん独特さを持っているシステムですね。
キャラクターのハンドアウトにはなにかが欠落した不幸(「身よりがいない」、「親友を失くした」、「鬼に変えられてしまった」 など)である「喪失」を持ち合わせており、キャラクターの背景や人間関係を考えながら、やってみたいことをGMやPL同士でこういう演出がしたいとか相談したり……うまいことハマると本当に絵巻を描いているように物語が紡いでいく感じがすごくおもしろい!
さらに、その相談から、アドリブでみんなを「おっ!」と驚かせるような演出やロールプレイもすることができて、大満足!ロールプレイ、ほんと楽しかったです。
GMとPLが協力して物語を紡ぐことを前提としているので『鵺鏡』はロールプレイ重視のシステムと言っても過言ではないでしょう。
ロールプレイが好きな人には、ぜひやってみてほしいTRPGのシステムですね!
まとめ
今回も本当に楽しいセッションでした!
前回の『デッドラインヒーローズRPG』も含めて、ロールプレイが楽しいTRPG祭りでした!
新しいTRPGに挑戦することができて、うれしい!やはり、新しいシステムは新鮮な発見が楽しいです。
卓を一緒にしたみなさま、本当にありがとうございました!またご一緒できる日を楽しみにしています。
イラスト描きました
ブログ記事に使用しているイラストをPixivにアップしています。じっくりを見たい方は以下のリンクからどうぞ!
鵺鏡『死して浮世の咎あらじ』 by しもしも on pixiv