iPadをトレース台にしてワトソン紙に透明水彩絵描いてみた

Illustration

透明水彩絵も描く、わたし。今までの線画はトレース台を持っていないので、ほぼ一発勝負で描いていました。
買って場所取るのもちょっとなぁと思っていたところ、目の前にiPad Proが。

創作仲間との会話でひらめいた

創作仲間とゲームしながら会話してて、話してたときのこと。
アナログ絵も描く私。トレース台がないので、複雑な線画はまだ描いたことがないお話したり、トレースして絵の練習してみたいという話題に。

持っている道具でどうにかできんかって話してら、友人が言ったのね、似たような道具が目の前にあるじゃん。もしかして、iPadでできるんじゃない?

ということでレッツトライ!してみたよ。

iPadトレース台にして透明水彩絵描いてみた

用意するもの

  • A4の紙のラフ絵
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
  • ワトソン紙 特厚口(239g) 中性紙 はがきサイズ

今回ははがきサイズのイラストを描くため、実際の紙ははがきサイズのものです。
実際はもっと大きくてもできると思います。12.9インチだと、だいたいA4のサイズが収まるくらいの大きさです。

注意点

液晶画面の上から鉛筆など鋭いもので描くことになります。力みすぎないようにしてください。
もしiPadの液晶画面がこわれてしまっても、当方は責任を負いません。ご了承される方のみ、手順を行ってください。

手順

描きたいサイズのラフ絵を用意する

まず、描きたいサイズのラフ絵を描いて、紙に出力します。
今回ははがきサイズです。ラフはCLIP STUDIO PAINT iPadで描きました。

新規作成時にはがき縦サイズを選択し、ラフ画を描き、A4コピー用紙に印刷して用意しました。

iPad Proの写真にA5横サイズの白紙の画像を保存する

iPad Proの写真にA5横サイズの白紙の画像を保存して、写真で表示させます。画像は作り方どのような方法でも構いませんが、CLIP STUDIO PAINTだとサイズ指定できるので、今回はそれで。

A5でなくても構いませんが、iPadを横表示させたとき、 A型横であれば、だいたい 画面サイズにほぼ合っているので、これがラクかなと。

iPad Proのスクリーンの明るさを最大にする

白紙を表示させた状態で明るさを最大にします。
右側を上からスライドすることで、明るさ調整できるバーが出てきますのでそこから変えてみてください。

iPad Proの上にラフ絵、水彩紙の順に置き、線画を描く

上の状態にしたら、ラフ絵、水彩紙の順に置き、線画を描きます。
描いていてずれるとおもうので、マスキングテープでラフ絵と水彩紙を固定する方がよいです。

液晶画面の上から鉛筆など鋭いもので描くことになります。力みすぎないようにしてください。
注意書きとして書いてますが、いつのまにかゴリラ筆圧でApplePencilの先で力んで描いてしまうことがあるのですが、液晶はつぶれるなんてことは起きていないので、大抵の人は大丈夫だと思います。

線画完成はこんなかんじ。

透明水彩で色を塗る

あとは、いつものように透明水彩で色塗りして完成です。

分厚い水彩紙もちゃんと透けて見える

いつも使っている ワトソン紙 特厚口(239g) が透けていたのでびっくりしました。 けっこう分厚いんですよ。この紙。
これから、もうちょっと複雑な線画もできそう。素直にうれしい。

ちゃんと透けていたので、コピー用紙同士とかなら、ぜんぜんできちゃいますね。自分の絵の練習にいかがでしょうか。

ラフ画をわざわざ印刷せず、直接表示でもいいかもしれませんが、画面のタッチで拡大・縮小したりすることがあり、 誤作動で イライラすることが多かったので、この手順に落ち着きました。

そういう誤作動でイライラしない人、プリンターがない人は直接iPadで表示させて練習したりするのもよいかもしれませんね。

まとめ

何気ない会話でひらめいたアイディアがうまくいったレッツトライ!でした。友人に感謝。
これでまたなにか創ってみたいなぁ。と思うのでした。

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