クトゥルフ神話TRPG「口裂け女」のKPをやってみた

Games

2013年09月23日、クトゥルフ神話TRPGのセッションを開催いたしました。前回の「覗鬼」(のぞき)から引続きキャラクターを使用して、KPは私でのセッションです。

シナリオ「口裂け女」

今回実施したシナリオは「クトゥルフ神話TRPGやろうず – Seesaa Wiki(ウィキ)」に掲載されている泥紳士さん制作の「口裂け女」をキャンペーン中のキャラクターに合わせて改編したものです。

http://w.livedoor.jp/trpgyarouzu/

初回にやった「毒入りスープ」と同筆者のシナリオです。データやロールなど情報がしっかりしていて非常に助かりました。この場でシナリオ作成者に泥紳士さんに感謝を。ありがとうございます。

プレイ時間8時間、全員生還

早めにみんなでお昼を食べて、13時半ごろからセッションスタート。大きな決戦を迎えるまで23時前まで1回の休憩しかせず、ずっとやっていました。プレイ時間は8時間くらいかな?過去最大のプレイ時間となりました。

カンペ資料に引き出すのに戸惑ったり、ロールやPLたちの配置を先に決めなくて慌てて決めてなかったり……。以前やっていたニコニコ生放送で、カンペをなにも見ずにKPをやっていた主鷲田祐介さんは本当にすごいなぁと改めて思っています。

対抗ロール表を見間違えて……

今回も一番やっちゃいかん対抗ロールの達成値の表を見間違えるなんてことを一回やってしまった。気づいたのは判定行って時間が過ぎてしまっていたので時を戻せず……。PL側も戻せないことはわかっていて了承してくれました。本当に感謝です。

そのあとから結構心のダメージが大きく、決戦では緩めのキーパリングしていました。あぁ、今振り返ってもヘコむ……ダメダメなところいまでも思い出します。本当に至らないところ多くてごめんなさい。

人数が多いとプレイ時間も比例する

プレイヤー人数が多かったこととを考慮してなかったなぁとも感じたり。

以前は5人でゴリ押しで3時間程度で抑えていたのを1人増えただけでかなり時間が変わるんですね。そりゃ、認識合わせ、考える時間や戦闘シーンやらとでグーンと時間を使うことになるんですよね。導入がうまくいったことでかなり羽目はずしてしまったな……?

本当にここまでかかるセッションになるとは思わなかったです。だれだ、6時間くらいで終わるって予想してたの?!(私です。ごめんなさい。)

私がもともとベタな茶番が大好きで。本当にPL全員が小説を読んでいるかのように動いていく感じがやっていて楽しいんですよね。

それに慎重派とあえて地雷を踏みに行く派との作戦タイムが大好きです。PC側の性格もよく垣間観ることができて楽しい。そんな光景見ててニヤニヤしているとKPが企んでいると思われるなんてことも。

成長したアドリブ力

KPとして成長したかなぁと思うのは、アドリブでしょうか。

資料を用意していなかったこともデータやシナリオ崩壊しないように色々とアドリブやっていました。正直半分くらいはアドリブです。(主に図書館、二股トンネル、蛇穴など)本筋が変わらない程度にフレーバー的な要素をそのまま脊髄反射でしゃべっていたように思います。

今回もラボメンみなさんに助けられながら創りあげていったセッションでした。フォローに入ったり、用意していた内容を全部回収しようとやってくれたり。決戦のときはみんな達成しようと一丸になって、あの高揚感は不思議に感じました。なにか乗り移っていた気がする。

KPだけでは成り立たないTRPG

TRPGはKPだけじゃ成り立たないゲームなんですよね。あの奇跡も各人の見せ場も、一緒に居合わせた6人がいたから。発想とダイスが奇跡と軌跡を生み出していく。

私、やっぱりTRPGが好きだ。大好きだ。

長い時間を共に過ごしてくれた参加者たちに感謝です。拙いKPでもセッションを楽しかったと声をかけてくれて本当にありがとうございました。正直、長いシナリオを終えて3回KPやっていて一番達成感がありました。

まとめ

20160706-01
このセッションはエンドロールまで少しやり残していることがありますが、このままこの物語は閉じてしまおうと思っています。

KPは準備は大変だけど、おもしろいよぉ。ニヤニヤするの、隠しダイス振るのも。高校の時も裏方なお仕事が大好きだったし、こういうのは文化祭の準備している気分を味わえるので好きです。

長時間のプレイにお付き合いいただきありがとうございました!また、みんなでやりたいです!