2013年07月21日にクトゥルフ神話TRPGのセッションのKPをさせていただきました。そのセッションの感想や反省点などを書いていきたいと思います。
これは前のブログ記事のリライトです。
シナリオ「覗鬼」(のぞき)改編
シナリオはHP「ひきだしの中身」にある内山靖二郎さんの「覗鬼」(のぞき)を参考にさせていただきました。シナリオ自体は大正時代ですが、以前のセッションのキャラクタを使用したかったため、現代日本に改編させて使用させていただきました。
このセッションでクトゥルフ神話TRPGのKPは2回目です。推奨人数は4人ですが、プレイヤー人数は5人でしました。うち、3名が前回のセッションからキャラクターを引き継いでいます。ストーリーについては詳しく触れませんが、これから同シナリオをプレイ予定の方は、この後を読まない方が良いかもしれません。
使用したルルブ&ローカルルール
ルルブ
※探索者職業、武器に使用。
ローカルルール
- 戦闘以外でもクリティカル・ファンブルあり
- 回避は1回のみ可能
- 自分のターン前に回避しても、行動あり
プレイ時間約3時間、全員生還
前回はキャラたちが閉じ込められるシナリオでしたが、今回は野外へ出て探索。しかも、レンズ狂とよばれる男性の家まで誘導する必要があります。自由度が高い分、TRPGの面白さとキーパリングの大変さがよくわかった回でした。
セッション後に予定を控えている人がいて、あまり時間をかけることができない分、プレイヤーがうまく見せ場を作ってくれて、エンディングのオチを考えてくれたりと終始KPの私は大笑いしていました。KP側のダイスが荒ぶって一時はどうなるかと思いましたが、全員生還でセッションを無事終わることができました。
導入部分の難しさ
導入は野外になると思っていたよりも難しかった印象です。この時の私は2回目のKPだったからかもしれませんが……。
すぐに最終目的地に行くだろうと安易に考えていたのですが、プレイヤーキャラクターに理由づけはある程度したつもりが、なかなか目的地に行かず。
プレイヤーもどのくらいが塩梅なのか考えていたのかもしれません。この日のセッションをやっていたとき体調が悪かったので、あまり頭の回転がよくなかったのもあってしかし、まぁ、ここまでやきもきするものなんだ……といい勉強になりました。
用意していたイベントで合流はできなくても、ストーリーが進めば理由や設定は生えてきて、ここぞというときに提案をしてくれたプレイヤー(Hiさん、ゆいたぁさん)には感謝しております。
KPを続ける勇気
参加者にクトゥルフ神話TRPG暦10年の大先輩がいらっしゃって、描写で状況がわかるロールプレイ、プレイヤーたちをうまくリードするプレイングを見せていただいてKPとしても勉強させていただきました。
みんなが楽しめるようにするための気遣いと、マメなメモづくりがKP向きと後日メッセージをいただいて、かなり照れてしまってます。KPを続ける勇気が出てきました。ありがとうございます。
KPは準備は大変ですが、やっぱりその時間を共有してできるものはすごく自分を成長させてくれます。特にプレイヤーと協力して真剣に謎を解いている姿を見るとは感動します。
シナリオはあくまでも設定を用意しているものなので、大きく崩壊しなければ許可することで、シナリオの面白さを超えてくるプレイヤーたち。
その輝きを目の当たりにすると、TRPGはその場で創り上げていくものなんだなぁと改めて感じました。
まとめ
今回のセッションに参加したみなさま、本当にありがとうございました!
3月末か4月にはセッションをやろうと企画中なので、また次回もよろしくおねがいいたします。
参考した動画
今回、ティンタロスの猟犬が登場してくるので、このリプレイ動画を参考にさせていただきました。
出てくる探索者がすごくおもしろく、ストーリーも完結済みなので、おすすめですよ!