Apple Pencilに合うのはどれだ!?鉛筆グリップ大戦争!

Illustration

私はSE業の合間にイラストを描くので、通常の絵描きさんよりは長時間持ち続けることがあまりないです。なので、Apple Pencilそのまま1年以上も使っていました。

しかし、ここ最近、長時間持つ時も増えてきてて、疲れやすいなぁと感じていて。この際、自分に合う鉛筆グリップを探すことにしました。

そう、「鉛筆グリップ大戦争」が勃発したのです。

Apple Pencilをそのまま使って1年と半年

Apple Pencilは鉛筆よりは少し太めで、鉛筆よりもかなり重いです。Wacomのペンタブのペンよりも重いです。

なので、長時間握っていると疲れやすいです。最近よくiPadPro導入されたツイートを見ていて、みんな鉛筆グリップ付けて工夫していますね。

うれしいことにApple Pencilを長時間持ってイラスト作業することも増えてきてまして。この際、色んなの試して自分に合ったグリップを探そう!と思った次第です。

今回試したグリップは下の5つです。

  • クツワ プニュグリップ 右手用 RB020
  • TOMBOW/トンボ鉛筆 ippo!/うずまきグリップ
  • ナカトシ産業 ソフトグリップ【ブラック】 3010-SGBK
  • ソニック グミップ(えんぴつグリップ)ラメ
  • ROSENICE 鉛筆グリップ

Amazonで購入できる鉛筆グリップで試してみることにしました。
判断するところは、以下の3つです。5段階評価していきます。

  • Apple Pencilへの付けやすさ
  • 持ったときの太さ
  • 持ったときの柔らかさ

鉛筆に使ってのグリップとしては、どのグリップも持ちやすかったです。

以下の評価はあくまでもApple Pencilに付けてみて試した結果のお話しです。

このことを踏まえたうえで、下の検証のお話しをお読みください。

鉛筆グリップ大戦争、勃発!

「クツワ プニュグリップ 右手用 RB020」

右手用、左手用があるグリップ。値段の手軽さ、文房具屋さんでも購入できる手軽さは魅力的。

プニプニとした感じは、グリップ感があって使いやすい!

このグリップは、ここ持ってくださいって三角のしるしがあって、それを上にすることで、うまくフィットします。(右手用、左手用ってあるのは、おそらく、溝の構造が異なるからでしょう。)

ただ、Apple Pencilは同じところばかりで描いているとペン先が剥げてしまいます。
なので、回して使うのがクセづいているんですけど、回して使うには、グリップを付けながら回さないといけなくなってしまい、ちょっと手間かな。それに、回すにもApple Pencilに張り付いてしまって難ありです。

  • Apple Pencilへの付けやすさ:★★
  • 持ったときの太さ:★★★
  • 持ったときの柔らかさ:★★★★

「TOMBOW/トンボ鉛筆 ippo!/うずまきグリップ」

こちらも文房具屋さんで購入できる手軽さあるグリップ。

渦巻き状に付けていくので、自分の付けたいところに付けられる!
他の4つに比べて一番固いです。でも、Apple Pencilを直で持つよりは弾力があるので、長時間持っていても疲れないですね。

そして、回転しながら持っても、全然問題ない。2本付けることによって、回しながら使ってもグリップしている感が出ます。なので、2本づけがおすすめです。

  • Apple Pencilへの付けやすさ:★★★★★
  • 持ったときの太さ:★★
  • 持ったときの柔らかさ:★

「ナカトシ産業 ソフトグリップ【ブラック】 3010-SGBK」

2つ入り。黒の他に、赤、青の3色あります。

ふわふわとしたスポンジに見えるけど、思っていた以上にしっかり弾力があって、グッとグリップしてくれます。
他の文房具でこういうスポンジ系のグリップって私のなかにある文房具には見つからないなぁ。(あったら教えてください。)

あと、Apple Pencilに付けやすい。ずれない。すごくいい。

スポンジ感があるので、時間が経つとぺちゃんこになりやすいかも?これは、また後日改めて書きたいです。

  • Apple Pencilへの付けやすさ:★★★★
  • 持ったときの太さ:★★★★
  • 持ったときの柔らかさ:★★★★

(えんぴつグリップ) ラメ」

これは近くの文房具屋さんでは見かけなかったのですが、子供用に作られているらしい。3本1セットで3種類あり、色のバリエーション豊かです。

太さは断然これが1番ありますね。しかし、ハードになっているところがつっかえてApplePencilに装着することができませんでした……。

思っていたよりグミ感がなく、ippo!/うずまきグリップ」よりは柔らかいかな。ぐるぐる回せて使えるグリップなので装着できるとすごく便利そうなのに残念……。

  • Apple Pencilへの付けやすさ:(対象外)
  • 持ったときの太さ:(対象外。鉛筆の場合、★★★★★)
  • 持ったときの柔らかさ:(対象外。鉛筆の場合、★★)

「ROSENICE 鉛筆グリップ」

実は、これも、Apple Pencilに通すことができませんでした……。

クッション性がみっちりしすぎて、Apple Pencilに入らなかったんですよね。

鉛筆で試して、太さは「ナカトシ産業 ソフトグリップ」と同じくらい。柔らかさは「ナカトシ産業 ソフトグリップ」よりも固め。みっちりしているけど、絶妙にやわい感じは疲れにくさダントツだとは思います。色もカラフルで見た目もいい。

実は購入したときは本命だったのは「ROSENICE 鉛筆グリップ」なだけに、入らなかったときはショックでした……。

アナログイラスト描く鉛筆に使いまわそうと思います。(転んでもただでは起きない。)

  • Apple Pencilへの付けやすさ:(対象外)
  • 持ったときの太さ:(対象外。鉛筆の場合、★★★★)
  • 持ったときの柔らかさ:(対象外。鉛筆の場合、★★★)

結果は……「ippo!/うずまきグリップ」の勝利!

私が最も好みなのは「TOMBOW/トンボ鉛筆 ippo!/うずまきグリップ」でした。

「プニュグリップ」は太さがいまひとつで、しかも、ペンを自由に回転できない……。
「ソニック グミップ」は逆に太すぎて、持ちづらくなってしまってました。

「ナカトシ産業 ソフトグリップ」といい勝負なのですが、固めのほうが好きなので「ippo!/うずまきグリップ」に軍配!

ただ、私持つと疲れるのは、人差し指と親指の付け根のところが多いので、後ろにクッション性があるとなおイイ!ということに気が付きました。
だから、前は「ippo!/うずまきグリップ」後ろに「ナカトシ産業 ソフトグリップ」という形で今後は描いていこうって思っています。

こんなかんじ。ちょっといかつい感じになりました。笑

2017/10/30 追記

あらためて結果は……「ナカトシ産業 ソフトグリップ」の勝利!

上では「ippo!/うずまきグリップ」が勝利としていましたが、だんだん使っていると、うずまきの力が弱くなってずれてしまう現象が多くなってしまい、ちょっとストレスに。おそらくApple Pencilがツルツルしているので滑りやすいのだと思います。

なので、あらためて判定し「ナカトシ産業 ソフトグリップ」がいちばん使いやすいということになりました。
いまは、「ナカトシ産業 ソフトグリップ」を2つ付けて、イラスト描いています。

「Apple Pencil×鉛筆グリップ」カスタマイズはイイ!

正直、本命と思っていたグリップ入らないアクシデントがありましたが、今まで工夫してなかったのを反省しているくらい、断然に鉛筆グリップをつけたほうがいいです。

Wacomのペンタブのペンの太さが慣れているなら、なおさら付けた方がいいです。
太さが近いのは「ナカトシ産業 ソフトグリップ」だと思います。あとは、触り心地が自分に合うかどうかですね。

「ippo!/うずまきグリップ」、「プニュグリップ」はよく文房具屋さんでも見かけます。
Apple Pencilがしっくりこない人は、まず「ippo!/うずまきグリップ」、「プニュグリップ」の2つから試してみるのがいいのではないでしょうか。

1年以上、何も付けずにやっていましたが、もう鉛筆グリップなしには戻れないですね。
ほんとに付けてよかったです。

どの鉛筆グリップを装備しても「イトウヤ カラーチャート」に入る!

以前からApple Pencilケースとして使っている「トラベルバンド付きペンケースB5用」。

どの鉛筆グリップ付けていてもこのペンケースに入れることができました。

むしろ、鉛筆グリップを5つ(ぐるぐるのは2つ入れていたので6つ)とも入れて、かつ、充電用のコネクタも入れて持ち歩くことができてまだ余裕がありました。

ゴムバンドも付いてて持っていくことも忘れませんし、このケースは今もオススメです!

詳しくは以下の記事のリンクからどうぞ!

Apple Pencilの紛失!2台目購入と紛失対策考えてみたらバンド付きペンホルダーに落ち着いた[イトウヤ カラーチャート]
やらかすんじゃないかって思ってたら、やっちゃいましたよ。今の私のイラスト制作に欠かせないものになっているのに失くすなんて……!2代目、もとい2台目ApplePencilが来るまでの経緯と紛失対策を考えてみました。

Amazonで購入するときは「1セット」になっているか確認を!

鉛筆グリップ自体がものすごく安いので、値段が高くなっているときは複数セットで購入していることになっているかもしれません。

セット数はamazonの商品のタイトルに記載されていますが、わかりづらい場合もあります。
Amazonで購入する場合は、セット数をご確認の上、買いましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。自分に合うようにカスタマイズするのも、楽しく絵描きするためには工夫も必要ですよね。
今回はiPad Proでお絵描きの要になるApple Pencilに工夫してみました。やってみて、いろんな鉛筆グリップがあるんだなぁって感心しましたし、きっと自分に合った鉛筆グリップがあるはずです!

Apple Pencilに対して鉛筆グリップの購入を検討されている方、ご参考になれば、うれしいです。