レッツトライ!しもしも

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iPad アプリ「duet Pro」を液タブにして「CLIP STUDIO PAINT」でマンガ描いてみた

      2017/09/12

iPad アプリ「duet Pro」を買って試してみています。今回は「CLIP STUDIO PAINT」でマンガを描いてみました。

WinPC×「duet Pro」×「CLIP STUDIO PAINT」。

今回試してみるにあたって「CLIP STUDIO PAINT」を本格的に使用するのは初めて。ましてや、マンガ自体が初めてです。
こんな私ですが、マンガを描いてみて「duet Pro」×「CLIP STUDIO PAINT」の使用してみた感想をまとめてみました。

制作環境

まず、今回作業した環境は以下の通りです。

Windows 10 Home 64ビット (メモリ:16G)
iPad Pro 12.9インチ(2015年発売モデル)
Apple Pencil
CLIP STUDIO PAINT Pro
duet Pro
iPad Pro歴:約1年。普段からiPad Proイラストを描いている。
CLIP STUDIO PAINT歴:今回が初めて。

Duet Display
Price: ¥1,800+

「duet Pro」この機能はPro版のみの機能です。アプリ購入とは別途お金を払う必要があります。購入方法は以下の記事をどうぞ。

iPad アプリ「duet Pro」でMacとiPad Pro 繋いでイラスト描いたら想像以上にヌルヌルだった | レッツトライ!しもしも

制作手順

マンガ自体が初めてだったので、制作手順は以下のリンクにある「創作応援サイト CLIP STUDIO」の晴瀬ひろき先生、水あさと先生のモノクロマンガの描き方を参考にしました。
どちらも丁寧に「CLIP STUDIO PAINT」の機能も紹介されていて、とてもわかりやすかったです。

マンガを描いてみよう モノクロ編 – はじめてのCLIP STUDIO PAINT – CLIP STUDIO PAINT 使い方講座

CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)でモノクロ印刷を前提にしたマンガ原稿の描き方を詳しく解説します。

水あさと – メイキング – CLIP STUDIO PAINT 使い方講座

イラスト・マンガの作品制作に役立つ講座を公開中。はじめてデジタルで描く方のための初心者向け講座から、CLIP STUDIO PAINTなどのソフトの便利な使い方、プロのクリエイターのメイキングなど、上達にあわせて学べます。

水あさと先生はラフはスキャンして使用されています。

私はラフを描くときから、すべてデジタルで描きました。トーン、吹き出しは標準で付いているものを使ってみました。

完成したマンガ

完成したマンガはこちらになります。全6ページです。
Pixivにアップしています。

【インセイン】リビングデッド by しもしも on pixiv

iPad アプリ「duet Pro」×「CLIP STUDIO PAINT」

「duet Pro」を使って「CLIP STUDIO PAINT」でマンガを描いていて気付いたことをつらつらと。

「duet Pro」は書いた通りに描けるが……

やっぱり、イチバン気になるところですよね。

私は「ちゃんとペンを引いたとおりに描けていた」と思っています。

ただし、表示倍率が低い、たとえば、画面にページが表示されている場合など(11.9%)で線を描くと、がたつくことがありました。
これはラフを描いているときに、気づきまして。iPadアプリのメディバンペイントだと、この現象はあまりなかったので驚きました。

制作手順の水あさと先生のペン入れのときのように100%倍率で描いたときはがたつくことはありませんでした。なので、ペン入れは問題なかったです。

ペンの筆圧の強弱

2017/04/08でアップデートされた「duet Pro」バージョン1.3.9でWinPCのクリスタでもうまく筆圧感知されるようになりました!(以前は使えていたのを確認したのはMacだったので、作業時のアプリはWinに対応できてなかったみたいです。)
自分の筆圧に合うように筆圧調整もすることができました。

「ファイル」タブ > 「筆圧検知レベルの調節」で板タブと同様にクリスタの筆圧調節を使うことができます。

というのも、最初にペンの筆圧検知機能の設定をいじって、自分の書き味がイイ状態にしてしまったからです。(水あさと先生のペン入れを見ながら設定しました。)私は特に問題なかったので、ストレスなく描くことができたことはたしかですね。

水あさと先生のペン入れの箇所を見ながら筆圧設定はしたのですが、筆圧の強弱自体、感知されていないようです。
ファイル>筆圧検知レベルの調節 で筆圧が調節できます。「duet Pro」バージョン1.3.8でさまざまな筆圧で書いてみても、初期設定の右肩上がりのままでした。
なので、まだ「duet Pro」が対応されていないようです。「CLIP STUDIO PAINT」はあとから線幅を変更するツールがありますが、それもほとんど使いませんでした。
筆圧調整をがっつりしたい方にはおおすすめできないかも……。

ペンの入り抜き表現

「CLIP STUDIO PAINT」で入り抜き表現のコントロールができます。

ただし、ずっとPCをつけっぱなしだと、入り抜きの処理が走らなかったことがありました。再起動することで直ったので、ちょっと動きが怪しいなってときはPCの再起動が必要ですね。
(このへんはペイントソフトあるある感)

キャンパスの拡大・縮小

キャンパスの拡大はピンチイン、縮小はピンチアウトで行えます。
ただし、表示倍率が極端に大きくなる、もしくは小さくなってしまい、挙動がおかしくなることが多かったです。「duet Pro」はサポートしていないのでたぶん挙動がおかしくなったのかも?
制作中はナビゲートツールか、ショートカットを使用しました。

1.3.8のアップデートした「duet Pro」では、挙動がおかしくなる現象は解消されていました。
拡大は二本指ピンチイン、縮小は二本指ピンチアウトで行えます。

また、二本指でスワイプさせると、キャンバスを移動させることができます。キーボードを使用しなくても移動できるのはとても便利ですね。

キャンバスの回転

キャンバスの回転は2本指で回転ジェスチャーをすれば、行うことができました。
ちゃんと動き、挙動がおかしくなることはありませんでした。

これにはかなり感動した!
これが、手でできるかどうかでだいぶ作業効率が変わるとおもっています。

アンドゥ・リドゥ

デジタルペイントの拠り所でもある「アンドゥ(1つ前に戻る)・リドゥ(元に戻す)」。
こちらは、この記事を書いたときにはなかった機能だったのですが、2017年9月時点のver.1.4.3では現在では安定して使える機能になっています。

2つ指タップでアンドゥ、3つ指タップでリドゥすることができます。
iPadProのアプリでイラストを描くときにはよく付いているジェスチャー機能で、これがクリスタでやっているときにも使えるのがとても便利です!!

「duet Pro」でマンガ描きはできるのか?

アプリのクセが合えば使い勝手いい「duet Pro」×「CLIP STUDIO PAINT」

「duet Pro」を使って「CLIP STUDIO PAINT」でマンガを描くことができました。

つまづいたところは「duet Pro」の挙動よりも「CLIP STUDIO PAINT」の機能面のところが多く「duet Pro」では使えなかった機能はショートカットやツールを併用することで作業することができました。

なので、ちゃんと「CLIP STUDIO PAINT」を使いこなせれば「duet Pro」でマンガ描きはアリ!だとおもっています。

すでにiPad Pro および「CLIP STUDIO PAINT」を持っている人板タブにどうしても慣れない人には、強くオススメします!

iPad Proの画面の大きさはどうか?

使用しているiPad Proは12.9インチです。描くスペースはよく使用している「メディバンペイント」iPad版と似ており、スペースが小さいとは感じませんでした。

ただ、おそらくこの大きさより小さい画面だと「CLIP STUDIO PAINT」のツールを表示させると描ける場所が狭くなり、書きづらいと思われます。

絵描き用としてiPad Proを使うなら、12.9インチモデルをオススメいたします。

まだまだ進化する「duet Pro」

拡大・縮小などのジェスチャーについてちょっと動作がイマイチだったと上で話題にしましたが、2017年3月13日にアップデートされた1.3.8より前に描いたものです。

1.3.8ではジェスチャーに対応したソフトが増えたとメールいただいています。(メールに添付された対応したドローソフトのアイコンにはClip Studio、SAI、Photoshop、Illustratorなどがありました。)

Duet Pro
And for digital artists, Duet Pro has added Apple Pencil support for over a dozen apps on both Mac & PC.

Now you can do your beautiful line work in Clip Studio, your industrial design in Sketchbook Pro, your beautiful watercolor painting in Corel, and much, much more.
We’ve also improved Duet Pro’s pressure curve and response, making duet pro the most natural drawing experience on an iPad.
Check it out now.

~翻訳~

Duet Pro
また、デジタルアーティストのために、Duet ProはMac&PCの両方で数十ものアプリケーションにApple Pencilのサポートを追加しました。

これで、Clip Studioでの美しいラインワーク、Sketchbook Proでのインダストリアルデザイン、Corelでの美しい水彩画など、もっと多くのことができます。
また、Duet Proの圧力曲線と応答を改善し、duet proをiPadで最も自然な描画体験としました。
今すぐチェックしてください。

実際、バージョン1.3.8ジェスチャー、筆圧感知がうまく使えるようになっていました。
だんだん「duet Pro」は使いやすくなってきていますね。

Duet Display
Price: ¥1,800+

「CLIP STUDIO PAINT」使って外で作業するならWacomさんの液晶タブレットの方がイイ

ここまで記事書いておいてこんなこと言うのもなんですが、新しいWacomの液晶ペンタブレットは同じくらい、とても良い書き味をしていました。

紹介した環境で外出時に作業するとなると「CLIP STUDIO PAINT」がインストールされたPC+iPad Proが必要になります。ほぼノートPCを2つ持ち歩いているのと同じになってしまい、明らかに重いです……。

もし「CLIP STUDIO PAINT」を外出しても使いたい!と考えている人は「Wacom MobileStudio Pro」の方がおすすめですね。

以前「Wacom MobileStudio Pro」の体験会にも行っているので、参考にしていただければと思います。体感した画面幅を考えると、私は、もし買うなら16inchiのバージョンがイイですね。

「Wacom MobileStudio Pro 製品体験会」で最新の液晶タブレットの描き味に感動した | レッツトライ!しもしも

まとめ

いかがでしたでしょうか?
WinPC×「duet Pro」×「CLIP STUDIO PAINT」でマンガが描けちゃいました。正直、ここまでちゃんと使えるとは思っていなかったので、試してよかったです。
これからiPad Proを検討されている方や「duet Pro」を使おうとしている方の楽しいイラスト生活の参考になれば、うれしいです。

Duet Display
Price: ¥1,800+

完成したマンガ

今回描いたマンガはこちらになります。全6ページです。Pixivにアップしています。

【インセイン】リビングデッド by しもしも on pixiv

他のサンプルもよければどうぞ!

バージョン1.3.9のジェスチャー、筆圧感知ができるようになった「duet Pro」でイラストを描きました。
もしよければ、こちらもご確認ください。

追記

イラスト制作に今までPhotoshopを使っていたのですが、私の場合、イラスト描くなら「CLIP STUDIO PAINT」のほうが相性いいんじゃないかと思えるくらい使いやすかったです。なので「CLIP STUDIO PAINT」でカラーイラストも描いてみようと思っています。

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